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福マルシェ出店者さんインタビュー #4 まぁちゃんのおだし本舗

こんにちは。福マルシェの梶原です。

今回は、赤ちゃんの離乳食にも使える「まぁちゃんのおだし」を製造・販売している木下輝美さんにお話を伺いました。

この日はイベント中でお忙しいにも関わらず、楽しく、優しくお出汁や離乳食のことを教えてくださり、大変勉強になりました!

全てのママさん、これからママになる方に届いてほしいという願いを込めてご紹介します。

まぁちゃんのおだしの由来

——まず、まぁちゃんのおだしの由来をお伺いしてもよろしいでしょうか。

木下:「まぁちゃん」というのは、わたしの娘です。娘のために、無添加なお出汁を作りたい!と思い、醤油蔵を営んでいる夫にお願いして作ってもらいました。

——「まぁちゃん」は娘さんのことだったんですね!「無添加なお出汁を作りたい」と思った、具体的なきっかけはなんだったのでしょうか?

木下:長男が、アトピーになってしまったことです。息子が小さい頃は、ベビーフードを食べても安心、安全!大丈夫!と言われていました。初めての育児で、どうやって離乳食を作っていいのかわからず、ベビーフードに頼って、食べさせていたんです。

誤解のないように申し上げますが、ベビーフードを食べてもなんともない子も、もちろんいます。うちの息子が、アレルゲンが多かっただけだと思います。

それで、息子が3歳になってすぐに、アレルギーになり、それから副鼻炎、喘息、アトピーと、次々と発症してしまいました。

なぜ、こんなことになってしまったんだとう?と、考えていたら離乳食にしかたどり着かなかった
だから、次の子がお腹に宿ったときに、同じことを繰り返してはいけない。次は、100%手作りで離乳食を作ろう。と決めました。

——なるほど!そこから、どのようにお出汁を作ったのでしょうか?

木下:最初は夫に頼ろうとは思っておらず、無添加のお出汁を探し歩きました。大きいお腹を抱えて。いろんなお出汁の匂いをかいでみたりしましたが、どのお出汁も、添加物の匂いがして、気分が悪くなるんです。これはダメだ…。と思いました。

たとえ、その商品が安心・安全を謳っていても、本当のところは作った本人にしかわからない
それなら、醤油蔵を営んでいる夫に作ってもらうのが一番いい、と思いました。

醤油蔵なので、お出汁の原型となるものはあったのですが、多少なりとも添加物は入っていました。それを、一切添加物が入っていないものを、娘のために作ってください、とお願いしました

まぁちゃんのおだしの特徴


——なるほど!そうして作られた「まぁちゃんのおだし」は、普通のお出汁とどう違うのですか?

木下:まず、「まぁちゃんのおだし」は、化学調味料・たんぱく加水分解物・保存料・着色料等を一切使用しておりません

また、その作り方が違います。多くの方は白出汁を使っていると思うのですが、白出汁は、基本的に「お醤油に味をつけているもの」なんです。白醤油や薄口醤油にお出汁の風味成分を入れて作るのが白出汁です。

——そうなんですか!一般のお出汁がそのように作られているとは知りませんでした。

木下:そうなんです。まぁちゃんのおだしは、鹿児島・枕崎産のカツオ節と、国産のいりこ(煮干し)を一晩つけて、それを煮出した上に味をつけているので、作り方が逆。

お出汁をとって、味をつける。みなさんがお家でお出汁を作る方法と一緒です。

——保存期間や賞味期限とかって、普通のお出汁より短いんでしょうか?

木下:通常のものと変わりません。保存料は使っておりませんが、未開封で、1年半です。また、「離乳食にどうぞ」と言って販売している商品なので、リスクを最大限に減らすために、厳格な衛生管理の下で製造しています

離乳食とは、味覚を育てるもの

——あの…わたし、結婚もしてなければ子どももいないのでわからないのですが…そもそも、離乳食にお出汁って必要なのでしょうか?

木下:必要です!離乳食って、基本お出汁だけなんですよ。
1ヶ月、1ヶ月半経ってくると、赤ちゃんが食べてくれなくなっちゃいます

——!?!?食べてくれない!?赤ちゃんだからお出汁なんて入れなくても味もわからないし、とか思ってたけど…違うんでしょうか…?

木下:はい。離乳食って、食べる練習でもあるけど、味覚の訓練でもあるんです。味覚は食べるもので少しずつ養われていくものです。何も味のないものを食べる子もいますが、食べなくなってしまう子もいます。

大人でもそうですよね。味のないものを食べ続けると、もちろん飽きるし、美味しくなかったら食べない。それと同じで、赤ちゃんも美味しくないと思ったら食べないんですよ。

——ママの世界は知らないことばかりだ……。

木下:今は、離乳食の方法が少し変わり、6ヶ月あたりから始めるのが一般的になっています。まぁちゃんのおだしはカツオ節といりこを使用しているので、青魚にアレルギーがあったり、まだ小さすぎると、アレルギーを起こしやすい。そのため、最初の1ヶ月はセオリー通りに昆布のお出汁の使用をおすすめしています。

木下:この仕事をしていると、「うちの子ども、離乳食べないんです。」というお母さんに、たくさん出会います。で、よくよく話を聞いていたら、何にも味をつけずに離乳食を続けているママだったり。

——では、このお出汁にしてから、赤ちゃんが離乳食を食べるようになった、ということもあるんですか??

木下:はい、すごく食べるようになった!という声をいただきます
あるイベントで知り合ったママさんで、「まぁちゃんのおだしに変えてから、すごく食べるようになったんです!!」と、また次の月に同じイベントに買いに来られるお客様も結構いらっしゃいます。

——それは嬉しいですね!福マルシェでも、そんな悩みを持ったママたちにたくさん伝えたいです!

偶然にもイベントに遊びにいたしていたこちらのママさんも、「まぁちゃんのおだし」でお子さんがご飯を食べるようになった、とのこと!

以前は口にスプーンを運んでも一切口を開こうとしなかったお子さんが、今ではすっかり食べるのが大好きになり、今度は食べ過ぎで困っているそうです。笑

また、味覚は大人になっても育てることができて、お母さんの方も、まぁちゃんのおだしを使いはじめてから、一般の調味料との味の違いや、添加物の味に敏感になったとお話してくださいました

家族みんなが幸せになれるお出汁ですね。

当日出店するもの


——福マルシェ当日は、まぁちゃんのおだし以外にも出品されるものはありますか?

木下:まぁちゃんのおだしと、本醸造のお醤油を中心に出品する予定です。
お出汁は娘のために作ってもらったんですが、本醸造のお醤油は、私のために作ってもらいました。笑

——なんて素敵な旦那様……!!

木下:九州のお醤油って甘いお醤油がほとんどですよね。その甘みをつけるときに、砂糖を使うとコストがかかってしまう。どうしても薬品に頼らざるを得ないんです。

——そ…それも知りませんでした。

木下:今、健康に気を使う方が増えていて、みなさん本醸造のお醤油を使いたい、とおっしゃいます。ただ、今まで甘いお醤油を使っていた人が、いきなり塩っ辛いお醤油に変えるのはなかなか難しい。

ですので、本醸造のお醤油にシフトする一歩手前として、辛くないお醤油を作ってもらいました。すると、これがすごく人気で。スッキリしているので、お刺身もとても美味しく召し上がっていただけます。

——うーん、そちらも気になります!

インタビューを終えて

木下さんは、お料理教室も定期的に開催されており、そのレシピは、「いかに時短で美味く料理できるか」ということをポイントなのだそう。

どこまでもママの味方!!な木下さん。LINE@で、まぁちゃんのおだしを使用したレシピの配信もされています。

また、「和食にお出汁を使うのは当たり前すぎる」と、まぁちゃんのおだしを使った洋食レシピもたくさん配信されていらっしゃいますので、要チェックです!

もし、「子どもがご飯を食べなくて…。」と悩んでいらっしゃったら、マルシェ当日に木下さんとお話してみてくださいね。

福マルシェ当日のイベント情報はこちらをご覧ください。

まぁちゃんのおだし本舗

福岡県飯塚市忠隈538
TEL 0948-22-0591

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