福マルシェ出店者さんインタビュー#11循環生活研究所
今回は、福岡市の東区にある循環生活研究所の平さんと本田さんにインタビューしてきました!
名前から、何をしているのかワクワクしますね!
詳しい内容をお聞きしてきたので、是非目を通して見てください!
循環生活研究所とは?
循環生活研究所とは、身の回りの有機物(雑草・落ち葉・海藻・特に生ごみ)を貴重な資源として、それを元に出来た堆肥で野菜を育てるという、小さな循環の仕組みを広めているところです。この循環の仕組みの核を担っているのが、ダンボールコンポストというものなのだそう。
ダンボールコンポストとは?
ダンボールコンポストとは、家庭の生ごみをコンポスト基材に混ぜて分解させ、堆肥を作る道具のことだそうです。生ごみを入れて混ぜるだけで、他には何も加える必要ありません。
とっても簡単!
なぜ生ごみなのか
生ごみには約90%も水分があり、焼却するだけでもたくさんの燃料を使うため、大量のエネルギーを消費している現状です。
でも、生ごみ堆肥って実はすごく栄養のバランスが良いんです。
なぜなら、野菜を育てるのに大切な窒素、リン、カリがバランスよく入っているからです。(知らなかった、、、!!)
野菜に限らず、雑草や花もスクスク育つ。そんな栄養がたっぷり含まれている生ごみなら、焼却せずに堆肥として有効活用した方がいいですよね。
出店されるものについて
東区周辺で生ごみ堆肥を使って育てている野菜たちが中心。
健康にも、地域にも、地球にも、優しい育て方をしています。
また、漬物も出してくださるそうです!
漬物って、おじいちゃんおばあちゃんが食べるものというイメージがありませんか?
しかし!循環生活研究所の漬物は若い人にも大人気!!
特に高菜の油炒めは絶品らしいですよ。
そして今回は、ジャムも並ぶ予定です!
味は、いちご、ゆず、甘夏の三種類。
このジャムは、保存料だけでなく、添加物も未使用なのだそう。
お子様にも安心ですね!
成し遂げたい未来とは
循環生活研究所は、先ほど説明したダンボールコンポストを個人単位だけでなく、地域単位での仕組みを作っています。
この仕組みとは、家庭で出た生ごみをコンポストに入れてもらい、その中身をクルーが回収して、農家さんに渡して野菜を作ってもらい、また家庭に販売して食べてもらうというもの。(すごい!!)詳しくは下の図参照
この循環する仕組みをもっともっと広げていき、みんなが農業をやるわけではなく、自分ができる範囲での関わり方をして欲しいそう。
少しでも農業に触れることで、自分の食について考えるきっかけができて、より健康に過ごせそうですね。
そして、この取り組みを日本だけでなく、海外にも広げていきたいそうです。
この自転車に乗って、地域を回って生ごみを回収しているらしいです!
小さいこどもにも大人気とのこと!!見るだけでワクワクしますね!
インタビューを終えて
普段、何とも気にかけてなかった、“生ごみ”に命を吹き込む。
そして、“生ごみ”から出来た食べ物は栄養満点で健康な命を育むというなんとも幸せな循環。
ぜひ、当日美味しい野菜、漬物、ジャムに触れてその幸せな循環の輪に加わってみてください。
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