福マルシェ出店者さんインタビュー #5 Natsuki Wine ｜【公式】福マルシェ

福マルシェ出店者さんインタビュー #5 Natsuki Wine

Schedule| 2018.07.01

こんにちは！福マルシェの境です！

今回は、Natuki Wine代表の齋藤奈紀さんのもとにインタビューにお伺いしました。齋藤さんは、普段ソムリエとしてワイン屋ヴァナペティートさんにて、ワインやワインカクテルをご提供されています。アットホームな雰囲気でありながらも、2000本以上ワインを常備しているヴァナペティートさんにて、齋藤さんのソムリエとしてのこだわりや、福マルシェ当日にお出しいただくメニューについてお聞きしてきました。

ソムリエとしてのこだわり

——今回は、ソムリエとして「九州ワイン」や「ワインカクテル」をメインに出店してくださるとのこと、ありがとうございます！夏空の下、キンと冷えた白ワインを飲むのがとても楽しみなのですが、まずは齋藤さんがソムリエになった経緯から教えていただけますか？

齋藤さん：大学卒業後に勤めていた会社のお客さまがワインが好きな方が多くて、皆さんワインを楽しむライフスタイルがとても素敵だったんです。「お客さまともっと喋れたらいいな」「もっと仲良くなりたいな…」という想いからワインに興味が湧いていきました。そんなある日、たまたま飲食部門に異動になり、そのタイミングできちんと勉強することを決めて、ソムリエの資格をとりました。現在は、ワイン屋ヴァナペティートで、ソムリエとしてワインをお出ししています。

また、祖父が鹿児島の出身で焼酎が好きで、家族みんなでお酒を飲んでいたことも背景にあったと思います。

——ソムリエとしての毎日はいかがですか？

齋藤さん：「ソムリエになってからが本当のスタート」だと思うようになりました。まだまだ学んでお伝えしたいことがたくさんあります。日々勉強している毎日です。

——素敵ですね…！斉藤さんはソムリエとして、いつもどんなことを大切にお仕事をされていらっしゃるのですか？

齋藤さん：一番は、「お客さんのことを知ること」を心がけています。もちろん、季節のオススメのワインや料理に合うワインもありますが、例えば、お客さんが普段どんな生活をしていて、どんなお食事が好きで、どんなことを大切にしているか。そういったその人自身のことを知って、だったらこういうワインがお好きなんじゃないかとご提案をするようにしています。

——とても素敵な考え方ですね！具体的なエピソードはありますか？

齋藤さん：そうですね。常連さんで、お付き合いされて１０年のカップルがいらっしゃるのですが、いつも男性は赤ワインで、女性は白ワインを飲んでいらっしゃったんです。でもよくお話を聞いていくと、男性は「彼女の好きなものを、自分も一緒に楽しむことが好き」だということが伝わってきて。

ある日、とても美味しい白ワインが入った時に、男性にも女性と同じ白ワインをお出ししてみたら「今まで白ワイン好きじゃなかったけど、これは美味しい！彼女と同じお酒を楽しめて嬉しい」と言ってくださって。お二人で嬉しそうに同じワインを飲まれているのを見て、とても幸せな気持ちになりました。

そうやって、お客さまと会う回数・知る回数を重ねていくことで、私自身も新たなご提案ができますし、お客さまも新しい発見があるのではないかなと思っています。